シミに炭酸ガスレーザーを使った治療

美肌のためのCO2レーザーは有名になってきましたが、こういった炭酸ガスレーザーは、イボやホクロ除の目的で、施術に使用されている、医療用のレーザーマシンです。ホクロ除去など、Qスイッチレーザーを使用しますが、そのマシンでの除去が困難でも、炭酸ガスレーザーでは効果を発揮してくれます。シミの状態によっては、炭酸ガスレーザーでの対処が可能です。脂漏性角化症を改善していくためには、適しているマシンです。

水に反応することにより吸収されるのが、炭酸ガスレーザーです。レーザーは、黒い色に反応するものではありません。皮膚組織にある水分に、99％が吸収されます。盛り上がっている状態のシミや、イボやホクロの組織を、あっという間に気化し、蒸散させます。

炭酸ガスレーザーは、唇にある色素沈着を改善するためにも使われることがあります。炭酸ガスレーザー治療では、最初に脂漏性角化症の位置や数を確認します。顔を洗い、素肌の状態で治療を行っていきます。シミのある箇所にとても細い針での麻酔をしてから、レーザー照射を行います。

治療をした後には、軽くヤケドをしたような状態になります。数日感は、肌色の専用テープで、照射した幹部を保護します。1週間もすれば、自然にかさぶたとなり、剥がれ落ちていきます。この治療を受けたら、日焼けをしないように気をつけることも大切です。

かさぶたは、自然に取れますから、気になっても、あまり手では触らないことです。